「笑った分だけ、怖くなる vol.2」コメントが届きました。

演 劇

2017 09 02

「笑った分だけ、怖くなる vol.2」コメントが届きました。

ACM劇場12月公演「笑った分だけ、怖くなる vol.2」は、

NHK朝ドラマ『ひよっこ』でも一際存在感を放つ女優・白石加代子さんと、

ミステリアスな演技派俳優・佐野史郎さんという強力タッグでお贈りする、

朗読の枠を超えたパフォーマンス・リーディングです。

白石さんは、<百物語シリーズ>、<源氏物語シリーズ>、今年春の「エレクトラ」など、

ACM劇場でも数々の魅力的な作品に出演され、その圧倒的な存在感と演技力で観客の心を掴む名女優さんです。

その白石さんが、女優生活50周年記念として企画したのが、「笑った分だけ、怖くなる」。

本作に出演のお二人と、演出を手掛ける小野寺修二さんのコメントが届きました!

白石加代子さん

 

1)女優生活50周年、おめでとうございます。「笑った分だけ、怖くなる」は白石さんにとって、どんな思いのある作品でしょうか?

2014年に「百物語」のファイナルを終えてしばらく経って、「淋しいな」と思って自宅の本棚に並べてあるこれまでの「百物語」で語ってきた台本を引っ張り出して読み返したりしてたんです。そうしたら懐かしさが込み上げてきて「私にとって百物語は宝物だったんだ」という思いが溢れてきたんです。そんな私を見て回りのスタッフが私のためにと立ち上げてくれたのがこの新しい企画なんです。

2)佐野史郎さんとの共演で、印象に残るエピソードなどがあれば教えてください。また、共演者である白石さんが思う佐野史郎さんの魅力をぜひ教えてください。

ずっとすごい役者さんだとは思っていましたが、あんな方初めてお会いしました。共演させていただいてその思いは強くなりました。稽古中はずっと、ぶつぶつと「どうして俺はこういうところに陥ってしまうんだろう」とか自分の演技の癖をたしなめるようなことを自分自身に言ってるんですね。Vol.1で使用した音楽は全部佐野さんがセレクトした曲でした。そういえば初演を見てくださった百物語の演出家の鴨下信一さんが、終演後楽屋で開口一番「音楽がよかったなあ」っておっしゃったのがとても印象的でした。

3)「笑った分だけ、怖くなる」の座組は、どんな雰囲気で稽古が進んでいくのでしょうか?

佐野さんも、演出の小野寺さんとも一言言えば分かり合える、そんな仲間でした。一見混じり合わないような3人が、面白い化学反応を起こしてしまった、みたいな。やってみたら相当面白かったんです。

4)お客様へメッセージ

演出の小野寺さんは、マイムを得意分野とする方だから動きに関してはもちろんだけど、言葉もとても大事になさる方。そして佐野さんが選んでくださる音楽も本当に魅力的。そういう要素がうまく混じり合って奥深く素敵なものが出来上がると信じています。多くの皆様に体験していただきたいですね。劇場でお待ちしています。

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佐野史郎さん

1)「笑った分だけ、怖くなる」は、佐野さんにとってどんな思いのある作品でしょうか?

劇団出身、舞台出身でありながら 実は舞台の演出家の方をあまり存じ上げず、これまで演出を受けてきたのは出口典雄さん、唐十郎さん、山崎哲さん、竹内銃一郎さん、飴屋法水さんといった方々でした。

このみなさんは、ものの見方、考え方に惹かれ全幅の信頼を持てるからこそ、身を預け、舞台に立てるよう努めてきたと思うのですが、そうでないと責任を持って舞台に立つことができず、怖いんです。

小野寺さんのことはそれまで存じ上げなかったんですが、お会いして実際稽古に入ってみたら「こんな方がいるんだ!」って言うくらいものの見方、感性に共鳴し、嬉しくなってしまいました。いわゆる演劇の演出家ではなく振付師であり、ダンサーであり、パントマイマーでいらっしゃるからか、言葉を「意味」ではなく、「物」として、「音」として捉えてらっしゃった。そのことをお互いに説明しあうこともなく、あっという間に分かり合えたので稽古での共同作業はとても楽しかったです。

2)白石加代子さんとの共演で、印象に残るエピソードなどがあれば教えてください。また、共演者である佐野さんが思う白石加代子さんの魅力をぜひ教えてください。

舞台の上で、白石さんが横にいて、お話をしてくれる。僕は共演者なんですが、まるで客席にいてそのお話を聞いているかのように、聞き入ってしまう時がありました。そんな経験は初めてでした。そのくらい、白石さんの語りには引き込まれてしまうんです。

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(演出)小野寺修二さん

1)「笑った分だけ、怖くなる」ならではの演出の工夫やこだわりがあれば、ぜひ教えてください。

朗読は、観客の想像力の補完によって成り立つ表現なので、説明しすぎずそして時には全然違うイメージを視覚的に足しながら、いかに厚みを増していくかを意識しています。

2)小野寺さんが思う女優・白石加代子さん、俳優・佐野史郎さんの魅力をそれぞれ教えてください。

三人で互いに意見を出し合い、こんなにも柔軟に尊重しあって前に進むことってあるのかなというぐらい、トライアンドエラーを繰り返して稽古を進めています。この重鎮にしてそのスタンス。表現について、生き方についての全てを教えて頂いている気がします。そしてお二人とも、ものすごい量のイメージのストックをお持ちなのです!

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「笑った分だけ、怖くなるvol.2」

チケットは本日 9/2(土)9:30より一般発売開始です。

お見逃しなく!

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演劇スタッフ水戸芸術館
水戸芸術館 演劇スタッフ
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