水戸子どもミュージカルスクールレポート①

演 劇

2018 06 12

水戸子どもミュージカルスクールレポート①

今年度で6期目を迎えた『水戸子どもミュージカルスクール』

今年から、新しいコースも始まり、もっとたくさんの方に取り組みを知ってもらおうと、スクールレポートブログがはじまります!
1回目は、公演コースの入校式と初回のレッスンの様子をレポートします。

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公演コース 入校式!

2018年度の水戸こどもミュージカルスクールの入校式が、水戸芸術館の会議場で6月3日10時より開催されました。

今年の公演コースは、総勢45名。一同揃っての入校式です。

当スクールの校長である高橋靖水戸市長からは、「この五年間のスクールの成果は素晴らしいものがある。優れた専門指導者の下でのレッスンが、いかに子供の可能性を伸ばすものか、毎回そこにも感動を覚えている。今年も、誰にも間違いのない素晴らしい体験となるだろう」というメッセージが託されました。

ACM劇場の井上桂芸術監督からは、「毎回のレッスンは厳しいものであるが、それはみんなを光らせるヤスリみたいなもの。講師陣の指導を信じて、みんなならではの新しい光を手にしてほしい」

高城信江先生(ヘッドコーチ)からは、「今日のみんなの顔と、公演をやり遂げたときの顔は全く違う素敵な晴れ晴れとしたものになっている。必ずそうなるから頑張っていこう」と挨拶があり、さっそく芸術館内のリハーサル室でレッスンが始まりました。

 

いよいよレッスンスタートです!

今年の公演コースでは45名の参加者ですが、うち10名が初めての参加です。

初めての参加者の自己紹介の後、高城先生からミュージカルを学ぶということの解説、その上で必要な身体の構造と呼吸の仕組み、身体のストレッチやウォーキングから音楽やリズムに合わせたウォーキングなどのエクササイズが行われました。

塩谷亮アシスタント講師(ヴォイスコーチ)からはセリフを言うための基礎知識や身体の仕組みなどをエクササイズを通じて学び、この日の最後には増山はるかアシスタント講師増山(歌唱コーチ)の歌唱のレッスンがありました。

あっと言う間の二時間でしたが、受講生は新たな冒険のスタートに満面の笑顔で家路に着いたようです。
何度かスクールを体験している受講生は、先輩として初めての受講生に自分の体験や学びを伝授する風景も見られました。

 

全国レベルの充実した内容

日本中では、ミュージカルスクールが数多く開催されています。
しかしその多くが中長期の休みを利用したもので比較的期間が短いものが多く、またそれを支える専門的スタッフが少ない傾向にあります。

水戸芸術館ACM劇場でのスクールの講師やスタッフ陣は、全国でも有数のレベルで、稽古期間が長めであることもあって、作品レベルもかなり高いものとなっています。

それは前芸術監督の高橋知伽江さんのオリジナル作品で開校できたという僥倖もありますが、高橋監督のご尽力を支えた高城先生たち、劇場スタッフの惜しみない愛情も結果であると感じています。

本年で6年目に入った事業でありますが、先輩になった受講生たち自身が、新受講生に自分が学んだものを伝え始めており、スクールそのものがどんどん進化しているようにも見えた一日でした。

 

今後の公演コースのスケジュールと私たちの方向性

これからのレッスン内容は次のようになります。

6月は歌唱・セリフ・ダンスの基礎を学び、7月は上演作品の一場面をいくつかのグループで作るエクササイズを行いつつ、配役のためのオーディションを行います。

配役が決まったところで夏休みに入るというスケジュールとなります。夏休み中に決まった役(ロール)の歌やセリフを覚えていただき、9月から公演に向けて本格的な稽古となります。

レッスンは、ミュージカルが求める様々なスキルを専門的に学ぶ時間が中心となりますが、同時にチームとして動くことや、そのチームの一員である自分もキープする心構えのようなもの(例えば、体調管理や個人練習など)へも導かれます。

しかし、もっと大切に思っていることは次のことです。
ミュージカルをはじめとする舞台芸術は、参加者の主体性がとても大事なものです。
もちろん最低限必要なスキル・心構えがありますが、それだけではその人の表現力は既に有ったものをなぞるだけのものになってしまいます。
言われたことをやるだけではなく、「自分だったらこうしたい」「こうしたらもっと良くなるのでは?」というような問いやチャレンジが自然に生まれ、それに向かっていく参加者になること、これが何よりも大事なことと考え、そこを目指そうと考えております。

 

チームの個性が導く、新たな作品の魅力

学校のクラスも毎年毎年その雰囲気が異なるように、今年のチームの雰囲気は昨年とまた違ったものです。

舞台作りの面白いところの一つは、作り手の個性によって同じ作品でも全く違ったものになってしまうところです。また長期のレッスンの中で、受講生の素敵な光がより強く輝くようになるのも楽しみなスクールです。

そうした光たちが『ここは命の星』にどんな新しい息吹を吹き込んでいくのでしょうか?
私たち運営陣にとっても、もちろん講師の皆さんにとっても、それはとても楽しみなことの一つです。

 

その公演に至るまでのレッスンの風景を時々こうしてお知らせいたしますので、どうぞこのコラムもお楽しみください!
また高橋校長も、新チームとの出会いを楽しみにしており、6月中にスクールを見学の予定です。

【記:井上桂(ACM劇場芸術監督)】

 

高城信江ヘッドコーチより

6月3日、平成30年度水戸子どもミュージカルスクールのスタートです!!

「ここは命の星」というステキな作品の感動をみなさんに体験してもらえることが今からとても楽しみです。
このスクールも6年目に入りました。小学校に入学したての1年生が6年生になるのと同じ年月です!ビックリ!!

私はこのスクールがみなさんにとってかけがえのない体験をもたらせる場所になるように、増山先生・塩谷先生・大内先生・スタッフさんと一緒に創り上げていきますので、どうぞよろしくお願いします!!

 

↓↓高城信江ヘッドコーチのブログにもスクールの様子が紹介されています!
https://ameblo.jp/niji-okurimono/entry-12381102324.html

演劇スタッフ水戸芸術館
水戸芸術館 演劇スタッフ
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