茨城新聞「ATM便り」掲載! まちが育む魔法の舞台

城崎公演の様子 ©igaki photo studio

音 楽

FEATURE

2018 07 27

茨城新聞「ATM便り」掲載! まちが育む魔法の舞台

毎月1回、茨城新聞にて、コンサートホールATMから旬な話題をお届けしている「ATM便り」。
7月23日(月)には、いよいよ間もなくの開催となる、小さな聴き手のためのコンサート テアトロ・ムジーク・インプロヴィーゾ「うつくしいまち」についての話題をお届けしました!以下、こちらにも掲載させていただきます。


まちが育む魔法の舞台

夏休みシーズンの到来です!楽しい旅行の計画をたてていらっしゃる方も多いことでしょう。しかし遠くに出かけることだけが旅ではありません。美しいものにふれて、自由に想像の翼を広げる時間をもつことも、「心の旅」と言ってよいのではないでしょうか。

8月5日にお届けする舞台「うつくしいまち」は、そんな瑞々しい時間をお楽しみいただける作品です。出演するテアトロ・ムジーク・インプロヴィーゾは、子どもの描くファンタジーを題材にした作品を創作しているイタリア人演出家・美術家・俳優のダリオ・モレッティ、「生きた音楽」を求めて動物園や老人ホーム、銭湯など、世界各地で数多くの人と共同作曲を手がけている音楽家の野村誠、ジャワガムランなど多彩な楽器を用いて作曲や即興を行っているやぶくみこの三人組です。

「うくつしいまち」は元々、彼らが城崎にて創作した作品です。まちで出会った人やその地の文化、自然からイメージをふくらませて、音楽・美術・演劇的要素を混ぜ合わせた、詩的で魔法のような舞台です。そして実は彼らは今後、各地を訪れながら、この作品を育んでいきたいと考えているのです。今回の水戸滞在では、水戸市植物公園で子どもたちと音楽をつくり、茨城県立歴史館で絵を描くワークショップを行います。そうした中で、水戸というまちとアーティストの感性が響き合い、滞在最終日、いわば水戸版「うつくしいまち」が上演されるのです。生き生きした音を浴び、多彩な色彩に身を浸せば、水戸をちょっぴり新鮮な気持ちで感じられたり、まちの魅力を再発見する自分に出会えるかもしれません。

出演者の野村さんはこう語ります。「うつくしいまちは、1時間もない短い旅ですが、それは、何億年もの旅かもしれないし、一瞬かもしれない。宇宙の果てまでの旅かもしれないし、隣の台所までの旅かもしれない。その時間を、皆さんと一緒に旅行できたら、本当に幸せです」。かつて子どもだった大人たち、これから大人になる子どもたち、ぜひ会場でお会いしましょう!

Makoto Nomura

Makoto Nomura

 

Dario Moretti ©Marco De Scalzi

 

Kumiko Yabu ©Toshie Kusamoto

Kumiko Yabu ©Toshie Kusamoto

水戸芸術館音楽部門学芸員・高巣真樹


☆小さな聴き手のためのコンサート
テアトロ・ムジーク・インプロヴィーゾ「うつくしいまち」
2018年8月5日(日)14:00開演(終演予定14:50頃)
会場:水戸芸術館コンサートホールATM
出演:ダリオ・モレッティ(共同演出・美術)、野村誠・やぶくみこ(共同演出・音楽)
全席自由:一般 1,500円、3歳以上12歳以下 1,000円
チケット取扱い:水戸芸術館チケット予約センター TEL 029-231-8000 (営業時間:9:30~18:00/月曜休館)

takasumaki
makit@arttowermito.or.jp